お葬式の相談の前に踏まえておきたいこと

お葬式を行う状況が訪れてすぐに業者などに相談する前に、まずは以下の点を検討しておくと、その後の進行がよりスムーズになりやすくなります。

まず、お葬式のほとんどは故人の意思を尊重するのが基本です。
なので、お葬式についてすでに大まかな取り組みが決まっている場合、その取り組みを元にして葬儀を行うようにしましょう。
人によっては、色々と注文の多い葬儀になりそう・・・ということで、故人の意思を尊重しないケースもあります。
ですが、以下のようなケースで問題になってしまうことが多いので、安易にそのような対応をとらないほうが賢明でしょう。

問題になってしまうケースその1ですが、親族との間に遺恨が残ってしまう可能性があります。
故人というのは、生前にお付き合いのある人が多い人ほど、葬儀についても関係者に触れ回っていることが多いです。
なので、葬儀の内容、要望に関しては相談を行ってから、要望に沿った葬儀にするのか、それとも家族で決めた別の葬儀にするのか・・・を決定したほうが良いのです。

親族の場合、葬儀の内容が元々の要望とズレてしまっている場合、かなり口喧しく葬儀に対して異論を唱えることがあります。
このようなトラブルも存在するので、そのような問題を発生させてしまう前に、業者との間で相談、問題が発生してしまいそうな時は、仲介役を願って問題解決を図ると良いでしょう。

問題になってしまうケースその2は、家族葬、密葬などを願っている場合は、その願いに沿った葬儀にしないと、金銭的な負担が大きくなるという問題が起きやすいです。
葬儀の相場というのは、家族葬、密葬程度であれば30万円以内に収まることが多いです。
ですが、それ以外の葬儀では50万円~300万円で行うものが多いので、相場をまったく知らないのに、葬儀のプランを決めるのは、誰も得をしないケースが多いことを覚えておきましょう。

お葬式の相談に関する応用編

お葬式の相談ですが、実は得することができる応用編が存在します。
といっても、発生する経費を減らせるだけのテクニックなのですが、意外と知られていないポイントが多いものです。

まず、飲食物に関しては持ち込み可能にします。
しなかった場合、高価なサービス料金が発生する中で、業者のほうで飲食物を用意する流れになります。
家族、親族で用意した場合10万円以下というケースが多く、業者のほうで用意すると30万円以上というケースが多いので気をつけてください。

それと、移動用のバスについてもレンタルできるバスを使用するという手があります。
業者のほうで用意するバスは、レンタルのバスと比較して型式が古いものが多く、また料金も割高という傾向にあるので注意してください。

お葬式を事前に相談する場合、どうすればいいの?