どんなイベント?

終活を通じて少しずつ有名になっているものに、棺の中でお経を聴ける体験イベントというものがあります。

終活とは、人生の締めくくりに対して、どのような対応、演出を望むのかを真面目に考える活動のことです。
例えば、エンディングノートなどが有名で、エンディングノートでは、自分が亡くなった後、どのような葬儀が良いのか、遺産、遺品などはどのように管理、相続すれば良いのかを書き留めておけるノートです。

しかし、棺の中でお経を聴ける体験イベントでは、このような体験を前もって済ませることができます。
というのも、棺の中でお経を聴ける体験イベントは、死というものをバーチャルで体験できる面白いイベントだからです。
近年では、VRと呼ばれているユニットを用いて、仮想現実を体験できるユニークな機器が販売されています。
ですが、棺の中でお経を聴ける体験イベントは、このようなVRでは体験できないようなバーチャルを体験できるため、人気となっているのです。

例えば、棺の中でお経を聴ける体験イベントでは、自分に弔事を書くことが可能になっているので、お亡くなりになった後を追体験できるという仕組みになっています。
葬儀も、実際に行われる葬儀とほぼ同じ内容のものを体験できるので、死ぬとはなんなのか・・・と考えていた人ほど、他では得られないような貴重な体験ができたと述べるのです。

弔事に関しても、周りの反応はどんな反応なのか、また、葬儀というのは自分に合っているものとそうでないものが存在する・・・、ということも学べるようになっています。
それと、棺の中でお経を聴ける体験イベントは、都会などでも対応可能となっているので、神社仏閣のみで開催しているイベントではありません。
このようなイベントを通じて終活の重要性を学べるのですが、セミナーのように、終活のアドバイスをもらえるという利点も存在します。

イベントの感想で多いもの

棺の中でお経を聴ける体験イベントについてですが、イベントの感想に関しては、以下のような感想が多い状況となっています。

最も多い感想が、バーチャルの死を通じて生きていて良かった・・・、という気持ちになれるところだそうです。
実際に、棺の中でお経を聴ける体験イベントでは、リアルに近い葬儀が行われますので、自分が死んでしまった後は、これだけの人が参列してくれるのか・・・という気持ちになり、人に対する感謝の気持ちが強くなるそうです。

もしくは、生きていて良かっただけでなく、家族は大事だ・・・と再認識する人も多いそうです。
死で最も悲しむのは家族ですし、また、死というものを通じて家族のありがたみが良くわかり、無事、棺から出られると外の空気、人との触れ合いに対して新しい感覚を宿す人が多いのです。

びっくり!棺の中でお経を聴ける体験イベント!