暮石の形やデザインには種類がある

暮石は一見するとどれも同じように見えるかもしれませんが、実はさまざまな種類があります。
お墓は故人を祀るためのとても大切なものなので、しっかりとこだわって選ぶことが大切です。
それぞれの形、デザインに特徴があるため、ここでは暮石の種類について紹介します。
納得のいく暮石を選び、良いお墓を立てましょう。

暮石の形・デザインの種類を紹介

暮石の形・デザインの種類のひとつ目として、まずは「標準型」というタイプが挙げられます。
標準型はその名前の通り最も一般的な暮石の形で、墓地でも見かけることが多いです。
直方体の形をした暮石が一番上に乗っており、そこから3段の石が重なった形をしています。
暮石の費用も平均的なため購入しやすく、迷ったらまずは標準型を検討すると良いでしょう。
多くの人に受け入れられやすいデザインといえます。

次に「高級型」というタイプがあります
高級型は標準型に高級感をもたせたタイプの暮石です。
暮石の形状は標準型と似ており、直方体が一番上に乗っている3段重ねのデザインとなっています。
ただ、暮石がより質の高いものとなっており、表面には光沢や深みが感じられるようになっています。

暮石は大切な方を祀るもののため、「よりしっかりとした住まいを提供したい」と考えるのであれば、高級型がおすすめです。
また、高級型は表面がつるりとしているため清掃しやすく、ある程度の期間を空けてお墓参りをしても大きく汚れることがありません。
もちろんこまめに訪れて掃除をするのが理想ではあるものの、忙しい場合にも高級型は向いているといえます。

さらにもうひとつ「特上型」というタイプもあります。
これはその名の通り、高級型により高級感をもたせたタイプの暮石です。
高級型は淡い灰色の暮石を使っていることが多いですが、特上型は黒みがかった暮石を使っていることが多いです。
石にはより重厚感と深みが感じられるようになっており、生前の社会的地位が高い方などを祀るのに最適な暮石といえます。

特上型はまさに暮石の最高級ランクにあたる商品のため、立てるための費用も高い傾向にあります。
しかし暮石は一度立てれば長くそのまま保つことができるため、予算が合えば検討してみるのはおすすめです。
お墓参りに行く際にも、きっと気持ちが変わるはずです。

暮石ごとの違いを理解して、自分に合うものを選ぶべき

このように暮石の形やデザインには種類があり、それぞれで外観や雰囲気が大きく異なります。
自分に合うものを選ぶことが、今後にとってとても大切といえます。
ここで紹介した以外にもさまざまな暮石があるため、石材店などを訪れて直接見てみるのもおすすめです。

墓石の形やデザインについて