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樹木葬をご存知ですか

終活としてお墓を作ることを検討している方も多いと思いますが、お墓の形も最近は多様化しています。
これまでは墓石と呼ばれる石を使って作るお墓が一般的でした。
ですが、最近注目されているのが樹木葬というお墓です。
これは墓石ではなく気を目印としてお墓にする供養の方法です。
木の下にお骨を埋葬するという供養の仕方で、近年は樹木葬で行なう方も徐々にですが増えてきています。

ここでは樹木葬についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてほしいと思います。

樹木葬のメリット

樹木葬にはさまざまなメリットがあります。
その大きなものが、エコです。

最近は車もハイブリッドカーや燃料電池車などが登場しており、エコにより力が入れられています。
ほかにもさまざまなところでエコが意識されており、こうした動きは供養の方法も例外ではありません。
樹木葬はエコな供養の方法なのです。
墓石の場合、どうしても大きな石が必要になります。
石は処分もしにくいため、取り扱いが難しい面がありますが、樹木葬なら自然の樹木を供養に使うため、とてもエコな方法なのです。

また、墓石に対して費用が安価に済みやすいのもポイントです。
墓石の場合は加工に非常に手間がかかります。
大きくきれいに削られた墓石を目にする機会もあると思いますが、こうした墓石の加工は熟練した職人によって作られていることも多いです。
そのため、人件費や加工費もとても大きくかさむため、結果として墓石の値段にそれが反映されるのです。

ですが、樹木葬ならあまり大掛かりな加工は必要ないことが多いため、費用を抑えることができます。
最近はファストファッションなども人気となっていますが、樹木葬も安価に供養ができる方法として今後さらに普及していく可能性を秘めています。

さらに、自然に還ることができるというのもメリットです。
人によってはこだわりがあり、自分が亡くなった際には生まれた自然に還りたいという方もいると思います。
樹木葬ならまさに自然に還ることができるので、こうした希望を持っている方にも最適な方法と言えます。

樹木葬のデメリット

樹木葬はデメリットもあります。
それは、まだ比較的新しい供養の方法なので、これまでの墓石に慣れ親しんできた方にとっては受け入れにくいということです。
樹木葬を検討する際にはご家族で事前に相談することをおすすめします。
そして、家族で納得した上で樹木葬にすることをおすすめします。

このように樹木葬にはメリットもデメリットもあります。
両方を踏まえて検討することであなたにとって最適な供養の方法を選ぶことができます。
ぜひ良い供養をしてもらってほしいと思います。
そうすればきっと満足してこの世を去ることができるはずです。

樹木葬ってどんなお墓なの?