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生前整理で問題になるデジタル遺品

生前整理を終活として行なっている方もいると思いますが、最近話題になっているのがデジタル遺品というものです。
デジタル遺品とは、パソコンなどに保存されているデータや情報のことを指します。
画像ファイルや文書、また、IDやパスワードもデジタル遺品です。
これらの取り扱いが生前整理でも最近とても注目されています。

生前整理というとこれまでは身の回りの形あるものだけを整理すれば良いというのが一般的でした。
ですが最近はインターネットやパソコンが普及してきており、亡くなる方も何らかのデジタルデータを持っている方も多いのです。
これらの取り扱いは遺族の方も困る方が多いので、ぜひ考えておくことをおすすめします。

ここでは生前整理とデジタル遺品の関係についてご紹介します。
ぜひ参考にして、今後の生前整理の参考にしてみてほしいと思います。

デジタル遺品の整理のポイント

デジタル遺品も生前整理として整理を始めようと思ったら、まずは残しておくべきものとそうでないものを分ける必要があります。
ご家族と一緒に撮影した写真などは、遺族の方も残っているととても嬉しいものでもあるので、保管しておくと良いでしょう。
逆に自分の趣味の写真などはあまり遺族の方も残されていてもありがたくないと感じてしまうので、削除しておくことをおすすめします。

こうして見ていくと、大部分が削除しても問題ないものであることも多いと思います。
問題になってくるのがIDとパスワードの情報です。
これらは個人情報にも当たる、とても大切な情報です。
これは必要に応じてご家族の方に伝えておきたい情報です。

自分が亡くなったらIDとパスワードがないとログインができません。
ネット銀行などに遺産となるお金が入っていても、そのIDとパスワードがなければ引き出せないということもあるのです。
そのため、どのIDとパスワードは残しておくべきなのかということを改めてチェックしてみると良いでしょう。
そして、必要ないものに関してはきちんと削除しておくことをおすすめします。

このように整理しておくことで自分もすっきりしますし、ご家族の方も迷わずに済むのです。
デジタルデータはご家族の方も取り扱いに迷う方はとても多いので、ぜひあなた自身で整理しておくことをおすすめします。
また、デジタルデータは保存しやすいので、たくさんのデータを保存している方も多いと思います。
時間がかかる方もいるかもしれませんが、じっくりと取り組みましょう。

デジタル遺品は生前整理の重要なポイント

このようにデジタル遺品は生前整理のとても重要なポイントです。
これを見落としていると生前整理が完了したとは言えないので、ぜひ早めに準備を始めることをおすすめします。

デジタル遺品と生前整理について