車の相続は楽じゃない?

車の相続というと、遺産相続の1つのように思っている人が数多くいます。

ですが、今ではあまり相続したくないものの1つに自動車が存在するのです。
自動車というと、今でも高級品のイメージがあるため、最初は車の相続を行って良かったと捉える人が多いのです。
しかし、以下のようなマイナスポイントを見極めていないと、車の相続は楽じゃない・・・と考えさせられることが多くなりますので、良く考えてから相続するか決定したほうが良いでしょう。

まず、車の相続は楽ではないということを再認識してください。
というのも、手続きを行わないと車の相続を行えないからです。

自動車が大きいものの場合、自動車を管理する土地も必要になりますし、ものによってはガレージなどを要求されるケースもあるのです。
どのようなケースなのかというと、それは高級車を車の相続として選んでしまった場合です。
最初は良いものを手に入れられた・・・と思うかもしれません。

ですが、高級車の場合は外に出しっぱなしにしてしまうと、ウィンドウ、ワイパー、フロント、リアといった箇所に汚れ、傷みが溜まりやすく、また、買取価格も下がってしまうことが多いのです。
それと、高級車のほとんどは車幅が広く設けられているので、狭い土地では管理することも難しくなります。
なので、このような車の相続に関しては、実物を見てから本当に相続するか検討するようにしましょう。

車の相続で得する人、損する人

他にも、車の相続では多くのマイナスポイントが存在するので、そのことを見極める必要があります。

ただ、一般的な自動車を相続する程度であれば、自動車税、車検費用を踏まえても得することが多いでしょう。
ですが、これ以外のケースでは損してしまうことが多くなるので注意してください。

例えば、自動車が改造されているケース、もしくは自動車の年式が古いケースは要注意です。
というのも、違法改造の可能性がありますし、場合によってはその影響でエンジン周りが傷んでいるケースがあるからです。
車の相続では、車が改造されているため、どのようにして元に戻せば良いのかで悩む人もいます。

車というのは、専門的な技術で改造されているケースもありますし、そのままでは車検に通らないこともあるのです。
高確率で損をしてしまうので、このような車の相続には注意されたほうが良いでしょう。

逆に、自動車そのものの年式が新しく、且つエコカーに分類される車であれば、気持ちを楽にして相続することが可能となります。
というのも、エコカーは自動車税などの税金が安く、しかも燃費が良いため、エンジン周りなどが傷んでいないケースが多いだけでなく、車検を長く取っているケースが多いからです。

車の相続に関するアドバイス