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生前整理では処分することも大切

生前整理は自分が最期のときを迎える前に身の回りのものを整理しておくことを指しますが、ものを処分することもとても大切です。
必要なものとそうでないものを分けたら、必要ないものはまとめて処分することをおすすめします。

ただし、ここでどのようなものを処分すれば良いか分からないという方もいると思います。
ここでは生前整理で処分するべきものの例をご紹介します。
参考にして生前整理を進めていってほしいと思います。

生前整理で処分するべきものをご紹介

生前整理で処分するべきもののひとつめは、まずは自分だけが楽しんでいたものです。
趣味のものなどは自分にとってとても大切なものかもしれませんが、周りの方からするとあまり楽しいものではない可能性もあります。
特にご家族からそれほど受け入れられていなかったものに関しては処分しておくことをおすすめします。

また、最期まで楽しんだあとに売却するとお金になるものは、ご家族に伝えておくのもおすすめです。
もう長くはないから、自分がいなくなったら売却してお金にして大丈夫と伝えておくと、ご家族の方もそのように処分してくれます。

思い出の品も処分したほうがよいものもあります。
もちろんあなたにとっては思い出深いものかもしれませんが、やはり残された遺族の方からすると、残しておいても荷物になるだけという場合も多いです。
自分が息を引き取れば、あまり意味をなさないものになってしまうので、こちらも処分しておきましょう。

記念のものも処分を検討する必要があります。
若かりし頃に取ったトロフィーなども、他の方からするとスペースを取るだけのものになる可能性もあります。
絶対にこれだけはという数点を残し、あとは処分しておくことをおすすめします。

デジタルデータも見直しておく必要があります。
不要な画像や動画ファイルなどはまとめて処分しておきましょう。
IDやパスワードなどの情報は、残しておかないと遺族の方があとで困ることもあります
IDやパスワードの情報はまとめて管理している方も多いと思うので、なるべくご家族に分かりやすい形でまとめておくと良いでしょう。
あとのデータは削除ボタンを押してまとめて削除しておきましょう。

遺品整理をご家族の方がしているときに、見られると恥ずかしいファイルが残っているのもあまり良くありません。
自分で判断がつくうちにきれいに処分しておくことをおすすめします。

なるべく処分する方向で考えよう

このように、生前整理で処分するべきものは多くあります。
大切なものだから残しておきたいと考える方は多いですが、これだとなかなかスムーズに処分が進みません。
なるべく処分する方向で考えることをおすすめします。

生前整理ではどんなものを処分すればいい?