死に装束の新しい価値観

エピローグドレスとは、故人が着用する死に装束のことです。
死に装束というと、白無垢のデザインで、また、ちょっとした装飾品さえも加えてはいけない・・・という厳正さがあります。
ですが、今ではエピローグドレスを通じて、そんな故人との別れが大きく変わってきました。

というのも、エピローグドレスは派手だからです。
エピローグドレスが派手と言われている理由は、死に装束と比較して派手であるという意味なので、それほどカラフルなデザインのものではありません。

ただ、以下のような死に装束では見られなかったデザインが存在し、近年では、終活においても注目されているドレスとなっているのです。
まず、エピローグドレスは装飾品ありで問題ありません。
反射光が鋭いものに関してはタブーとされているケースが多いです。
多くの人がエピローグドレスを見て、そして故人の顔を見てお別れを告げるわけなので、これではあまりにもエピローグドレスに目が行ってしまうからです。

それと、白、黄色などは認められているのですが、赤、紫のようなカラーリングは良くないとされています。
葬儀の際の故人は、死に化粧が行われている状態で棺に入っていますので、基本的に故人の顔よりも目立つものが多すぎるものは不要とされています。
あくまでも葬儀に個性を追加する目的で、エピローグドレスを着ているだけなので、あまりカラーリングが派手なものをありがたがらないようにしましょう。

このような仕組みになっているのですが、エピローグドレスであれば貴金属で装飾を行っても良いので、華やかさを追求したい人にとっては、エピローグドレスは他の衣装とは別格の存在となっています。

現代の葬儀事情

今では、死に装束もオーダーメイドの時代とされています。
その理由ですが、葬儀に対して個性の色を追加することが可能となるからです。
ちなみに、オーダーメイドにもフルオーダー、セミオーダーが存在し、フルオーダー以外は完成手前の商品となっています。
セミオーダーの場合は自分らしいアクセントの利いた小物を、エピローグドレスに追加することが可能なのです。
そのため、エピローグドレスの中にはウェディングドレスのように、ヒラヒラとしたレース付きのものが増えてきました。

ただ、エピローグドレスにはレディメイドドレスも存在するので、時間がないがエピローグドレスが欲しいという場合は、このようなドレスを購入して使用するだけで問題ありません。
エピローグドレスは人気が高いので、予約注文についても1ヶ月ほど予約に空きがないケースが存在します。
なので、エピローグドレスの注文、予約は早めに済ませたほうが良いでしょう。

とってもおしゃれ!エピローグドレスとは